病院で働くこととの違い
火曜日, 5月 3rd, 2016街のいたるところに介護施設が増えてきました。また、病院が経営している介護施設も増えてきています。
これは介護施設の多くが、医療と結びつかなくては良い介護サービスを提供できないと考えているからではないかと思われます。
介護の程度にもよりますが、要介護3以上になると介護も大変な仕事になってきますので、自宅での介護は難しいことがたくさんあります。
そこで介護の専門である介護施設を利用する家族が多くなってくるのですが、たくさんある介護施設から一つの施設を選ぶ時のポイントとして、医師や看護師が常駐していることを条件に挙げる人がいます。
常に一緒にいることが出来ず離れて暮らす家族にしてみると、医師や看護師が常駐している介護施設というものはとても安心なのではないでしょうか。
また病院などが併設している介護施設であれば、緊急時の対応も素早くしてもらえるのではないか、という期待もあります。
入院病棟がある病院で働く看護師は、夜勤がどうしてもあります。病院だと患者それぞれによって病状も違い、また患者が入れ替わることも多いので対応は大変だと耳にします。
介護施設の場合は病気の人もいますが、多くの場合は病状が落ち着いているという安心感もあります。
もちろん高齢者などは体調が急変することもありますが、病棟勤務に比べるとかなり少ないと思います。
また急な残業なども少なくなりますから、病院や病棟で働いていた看護師は介護施設で働くことで働きやすい環境に変わるかもしれません。
もちろん、個人によって働きやすさは違ってきますので、どこの介護施設も同じではありませんが、長く働くという点や変化が少ないという点ではメリットもあるように思います。